われわれの宇宙はビッッグバンにより始まったことは疑い無いことだと考えられています。 しかしビッグバン直後には物質と反物質が同じ量だけ宇宙に存在していたと考えられることと、 現在の宇宙が星や星間ガスに代表される大量の物質のみにより満たされていることとは矛盾があり、 未解決の大問題です。
この公開シンポジウムでは、 この問題に解決を与えると考えられている 「物質と反物質の非対称性(CP非保存)」について、 この考えの提唱者の一人でありノーベル賞授賞者の最有力候補である益川敏英先生に、 そのアイデアの源泉について講演していただきます。 またこのCP非保存を精密に測定する実験の最近の発展についても講演を予定しています。
多数の方の御参加をお待ちしています。
13:30〜14:00 | 「はじめに −宇宙物質起源(CP対称性の破れ)」 | 高杉 英一 | (大阪大学) |
14:00〜14:50 | 「小林・益川理論」 | 益川 敏英 | (京都産業大学) |
14:50〜15:10 | 休憩 | ||
15:10〜15:50 | 「われわれの宇宙における物質の生成」 | 久野 良孝 | (大阪大学) |
15:50〜16:30 | 「物質と反物質の非対称性を探る実験」 | 山中 卓 | (大阪大学) |
電車にてのご来場の場合
阪神本線福島駅より徒歩9分
JR東西線新福島駅より徒歩9分
JR環状線福島駅より徒歩12分
地下鉄四つ橋線肥後橋駅より徒歩10分
地下鉄御堂筋線淀屋橋駅より徒歩16分
バスにてのご来場の場合
大阪市バス(53系統・75系統) 大阪駅前ターミナル→田蓑橋 下車 徒歩1分
大阪市バス(107系統) 天満橋→淀屋橋→肥後橋→土佐堀一丁目 下車 徒歩2分
詳しくは大阪大学中之島センターの Web ページを御覧下さい。
公開シンポジウムポスター:ポスター縮小版(270kB)