日本物理学会大阪支部 2020年度 公開シンポジウム
「AIで切り拓く物理の世界」
日時:2020年12月19日(土)13:55-16:55
会場:Zoomを用いたオンライン講演会
参加申込欄から登録をお願いいたします。
当日は13:30よりZoomにアクセス可能ですが、13:55までお待ちください。
参加費:無料
対象:主として高校生等や一般の方
主催:日本物理学会大阪支部
後援:日本物理教育学会近畿支部、大阪府教育委員会、兵庫県教育委員会、
和歌山県教育委員会、大阪市教育委員会
<シンポジウム企画趣旨>
サイエンスに興味ある高校生や一般の方が参加できる公開シンポジウムを開催します。
テーマは「AIで切り拓く物理の世界」です。
プログラム(仮)
13:55-14:00 開会挨拶 坂本 一之(日本物理学会大阪支部長・大阪大学)
14:00-15:10 「ディープラーニングと物理学 」
橋本 幸士先生(大阪大学 大学院理学研究科)
近年の人工知能の革新的な進歩は、ディープラーニングが主役です。ディープラーニング(深層学習)は、層の 深いニューラルネットワークを用い、機械(マシン)と呼ばれるコンピュータ上のプログラムに学習をさせる ことです。じつは、そのプログラムの構造や学習の仕組みには、物理学の方法が多く用いられています。例えば、 脳の記憶のメカニズムを模した理論は、磁石の理論から作られています。本講演では、人工知能と物理学がどう 関係するのか、についてお話しします。
15:10-15:30 休憩
15:30-16:30 「シミュレーションによる宇宙物理
―「京」、「富岳」、さらにその先へ」
牧野 淳一郎先生(神戸大学 大学院理学研究科 )
「AIで切り拓く物理の世界」という全体タイトルですが、最近の AI の中心的な話題 である深層学習よりも、もう少し広く計算機シミュレーションの成果、その京コン ピュータや運用を始めた富岳による発展、さらには計算機技術そのもののこれからと 今後の発展、というような話題を扱います。ダークマターが作る宇宙の大規模構造か ら、銀河系の成り立ち、太陽系の成り立ちとについての理解が、観測研究とコン ピュータシミュレーションの発展によってどのように変わってきたか、ということを お話ししようと思います。
16:50-16:55 閉会挨拶 藤 秀樹(大阪支部 幹事)
参加申込み 【必須】
こちらよりお手続きください。
参加ご希望の方は必ず事前申し込みを行ってください。
12月4日(金)15:00より登録受付を開始いたします。
参加費は無料です。 定員500名に達した場合には,開催日前に申し込みを終了する場合があります。
実行委員会
委員長:坂本一之(大阪大学)
委員:多米田裕一郎(大阪電気通信大学)、水口毅(大阪府立大学)、
藤秀樹(神戸大学)、石橋明浩(近畿大学)
お問い合わせ先(事務局)
〒577-8502 東大阪市小若江3-4-1
近畿大学 理工学部
担当者:石橋明浩
電話:06-4307-3412
FAX:06-6727-4301
電子メール: